ひかりはここに
2012.04.11 Wednesday
長らくお待たせしましたが、「ひかりはここに」が
無料配布の電子書籍(PDF)として完成しました。
「もうこんな犬いらんから、やるわ」

片目を奪われる、という虐待を受け、
さらに育児放棄で捨てられたフレンチブルドッグ、洸陽(こうよう)。
新しい飼い主が傷ついた彼を引き取り、共に生きる決心をしました。
けれども、いままで恐怖の世界で暮らしてきた洸陽は、
心と身体に深い傷を負っていたのです。
「私はこの子に洸陽という名前をつけました。暖かく、優しい光となって、
洸陽の上に燦々と降り注ぎますように…」
涙と無力感の日々。そして愛情と努力の毎日。
それに応えるかのように、日ごと心に明るさを取り戻していく洸陽。
人と犬のあいだに流れる深い川をめぐる、喪失と再生のノンフィクション。
ようやく肩の荷がおりたような、
すこしさみしいような、いまはそんな気分です。
洸陽は人が大好きで、
まるでひどい過去なんかなかったようにぼくに甘えてくれました。
抱っこしたら、ずっしりとした重みが両腕に伝わって、
彼の存在というものを実際に感じることができたのでした。
彼は左目を持っていないけれど、
「うれしいもの」を見るには右目でじゅうぶんなのでした。
あきらかに犬たちは足るを知っている。
それ以上を知らないから、いまがすべてだから、
という言いかたもできるけれど、
ぼくらはここで学ぶことができる。
まずはそばに犬がいることの素晴らしさを噛みしめて、
ある意味での恩返しをしたいと思っています。
それは罪滅ぼし、でもいいのだけれども。
「ひかりはここに」A5版で176ページの大作です。
どうかみなさんに届きますように。
そして、この電子書籍(PDF)は
もちろんiPadなどのデバイスが読みやすいわけですが、
このアプリがおすすめです。
ストレスなく右めくりできて、書籍に近い読みかたができます。
それと、文章はコピーできませんが、
プリントアウトは許可していますので、プリントして読むのもいいですね。
PCを持っていない方でも、インターネットカフェに行って、
プリントアウトしてくるのもよいのではないでしょうか。
みなさんの楽しみになりますように。
またお会いしましょう!

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